おぢんの文字組みアキ量設定
(Illustrator用 ver.3)
Illustrator用(ver.3 簡易版・詳細版)→Zip
Illustrator用(ver.2・詳細版)→Zip
[ver.3 解説]
ZIPファイルには以下のファイルが含まれます(作成・保存CC2019/CS6保存版)
basicには、ベタ組み用、ツメ組み用に一字下げを加えた計4種類のアキ量設定があります。 ファイルに含まれる、以下のテキストを使用するファイルにコピペすることで必要な設定が読み込まれます。ベタ組み、ツメ組みともに、適切な文字設定・段落設定・OpenType設定と合わせて使う必要がありますので、ファイル内の解説を合わせてお読みください。
proには、約物の処理方法、行長にあわせた設定等が収録されています。ver.2をベースに、より適用しやすくしたものです。詳しい設定内容は、ver.2の内容を参照ください。アートボード外のテキストをコピペすることで必要な設定を読み込むこともできます。
[ver.2 解説]
ZIPファイルには以下のファイルが含まれます。
・Illustrator用文字組みアキ量設定の設定ファイル(.mjk)とその解説ファイル(.ai)
・段落スタイルを組み込んだファイル(.ai)
・バージョン共通の禁則処理セットファイル(.ksk)
そしてこれらの文字設定を、デフォルトで使用できるようにするための「New Document Profiles」用ファイル(.ai)が含まれています。aiファイルには設定に関する説明が記載されていますので、使用前に一度お読みいただきますよう、お願いいたします。
■文字組みアキ量設定 (6種・17パターン)
全角-半角_a_ai/全角-半角_a_ai+1字下げ-50/全角-半角_a_ai+1字下げ/全角-半角_a_ai+1字下げ+50
全角-半角_b_ai/全角-半角_c_ai
行末半角_a_ai/行末半角_a_ai+1字下げ-50/行末半角_a_ai+1字下げ/行末半角_a_ai+1字下げ+50
行末半角_b_ai/行末半角_c_ai
all約物半角_ai/all約物半角_ai+1字下げ
all約物半角_d_ai/all約物半角_e_ai/all約物半角_f_ai
■段落スタイル (2種)
ベタ組み用
ツメ組み用
■禁則処理セット
弱い禁則+必須+スペース
■New Document Profiles
プリント+D
[ベタ組み時の文字・段落設定]
カーニング:和文等幅/プロポーショナルメトリクス:オフ
[ツメ組み時の文字・段落設定]
カーニング:メトリクス(自動)/プロポーショナルメトリクス:オン
[ダウンロードされるファイル]
フォルダを展開すると下記のようなファイルが用意されています。
[文字組みアキ量設定を読み込むには]
基本文字組みアキ量設定を使用するには以下の3通りの方法があります。
1.aiファイルを開き、使用したいアキ量設定を適用したオブジェクトをコピー&ペーストする
2.「文字組みアキ量設定」のダイアログで設定を「書き出し」、適用先オブジェクトで「読み込み」
3.「文字組みアキ量設定」のダイアログで「mjk」フォルダ内の設定ファイルを「読み込み」
(下図参照)
[禁則処理セットを読み込むには]
禁則処理セットは、「段落」パネルの「禁則処理」から「設定」を選び、
禁則処理セットファイル「弱い禁則+必須+スペース.ksk」を読み込みこみます。
[段落スタイルを読み込むには]
段落スタイルを読み込むには、「段落スタイル」パネルから、
「すべてのスタイルの読み込み」を選び、バージョンにあった「段落スタイルについて.ai」を選びます。
このとき、スタイルに割り当てられている文字組みアキ量設定と禁則処理セットが、
ドキュメントにない場合でも、設定に必要な設定が自動的に読み込まれます。
[上記すべての設定をドキュメントの初期設定値にするには]
Illustratorの設定ファイルが収められたフォルダにある、内にある
「New Document Profiles」フォルダに設定済みファイルを置くことで、
新規ドキュメント作成時にもそのドキュメントの設定が自動的に読み込まれた状態で
作業をはじめることができます。
既存ドキュメントにこれらの設定を適用する場合には、
読み込みなどによって設定を取り込む必要がありますが、
こうしておくことで、その都度読み込む必要がなくなります。
「New Document Profiles」フォルダは、
Macの場合、
ユーザー/(作業者)/ライブラリ/ApplicationSupport/Adobe
と辿り、
使用するバージョンのIllustratorフォルダを開いていきます(図はCS6)。
ここにダウンロードした「New Document Profiles」フォルダ内にある「プリント+D.ai」をコピーします。
OSのバージョンによっては、ユーザーフォルダの「ライブラリ」が不可視になっています。
このような場合は、Finderで、optionキーを押しながら、「移動」メニューをクリックし、
「ライブラリ」を選択することで、アクセスしましょう。
Windowsの場合は、OSやバージョンにより名称が異なりますが、
ユーザーフォルダのApplication Data(AppData)内のIllustratorフォルダに置かれています。
以降は、「新規ドキュメント」ダイアログの「プロファイル」に
すべての設定が施された「プリント+D」という設定が表れます。
これを選ぶことで、文字組みアキ量設定、禁則処理セット、段落スタイルを
読み込むことなく使用できるようになります。
|